最近、友人が自分で施したジェルネイルを披露してくれました。その美しさには目を見張るものがありました。
専門のサロンで施術を受けたのかと思いましたが、彼女は実はほぼ100均のアイテムを使って自分で施していたとのこと。この話を聞き、私は驚かされました。
ジェルネイルは通常のマニュキュアに比べて速く固まり、耐久性も優れているため、多くの人に愛用されています。
しかし、必要な道具が多く、何を揃えれば良いのか分からず、始めるのが難しいと感じる人もいます。
この記事では、セルフでジェルネイルを始めたいと思っている方に向けて、基本的に必要なアイテムを紹介しています。これらのアイテムは大体100均で見つかります。
ただし、100均で購入する場合は、必要なアイテムを一つずつ集める必要があるため、時には欲しい商品が売り切れてしまうこともあります。全てが揃ったスターターキットもあるので、そちらを選ぶという選択肢もあります。
100円ショップで揃えるセルフジェルネイルキットの基本!
このガイドは、セルフジェルネイルを始めたい方へ向けて書かれています。装飾やアート用品は一旦置いておき、基本的なナチュラルスタイルの作り方から取り除き方までを紹介します。
100円ショップでセルフジェルネイルに必要なアイテムを探す際、特に注目すべきは次の3つのステップです。
前準備
ジェルの塗布
ジェルの除去
これらのステップを詳しく見ていきましょう。多くの情報があるため、必要なものを選ぶのに迷うこともあるかもしれません。
そのため、似ているアイテムや異なる名称で紹介されているものについても、詳しく説明します。
ジェルネイルの前準備について
ジェルネイルを塗る前の準備を「プレパレーション」と言います。必要なアイテムは以下の通りです。
キッチンペーパー
コットン
消毒用エタノール
爪やすり(またはエメリーボードとスポンジバッファ)
ウッドスティック
キッチンペーパーは、使用前の下敷きや拭き取りに便利です。コットンは、ウッドスティックに巻いて使い、ジェルの修正や爪のケアに活用できます。消毒用エタノールは、ドラッグストアで見つけやすい消毒用エタノールIPが推奨されます。これ1本で様々な用途に対応できます。
さらに、購入時に注意すべき点をいくつか挙げます。
「リムーバー」と記載された製品は、アセトンを基にしており、異なります。
売られている全ての消毒液がエタノールであるわけではありません。
余計な成分が含まれていないものを選びましょう。
消毒用エタノールIPを小さなボトルに移し替える場合、ボトルはアルコールに対応している素材であることが重要です。
ジェルネイル塗布時に必要なもの
ジェルネイルを塗る際には、以下のアイテムが必要です。
UV/LEDライト
ベースコート
カラーコート
トップコート
ジェルネイルをオフする際に必要なもの
ジェルネイルを取り除く際には、予期せぬ状況に備えて、以下のアイテムを準備しておくと安心です。
爪やすり
ジェルネイルオフ用フォイル(アルミホイルとコットンでも可)
ネイルリムーバー(アセトン含む)
ネイルオイル
ウッドスティック、ネイルプッシャー(オフ作業用)
オフ作業は、ネイルの厚さによって時間が異なりますが、初心者は全工程で約1時間半を見積もっておくと良いでしょう。
ダイソーで見つけた!セルフジェルネイルに必要なアイテム一覧
セルフジェルネイルを始めるなら、ダイソーで揃えられる必需品をご紹介します。ただし、キッチンペーパーやコットンの話はここでは省略します。
消毒用エタノールIPについては、100均よりもドラッグストアでの購入がおすすめです。
ダイソーで手に取りがちな「ノンアセトンネイルリムーバー」ですが、使用感が良くないため、購入は避けた方が良いでしょう。エタノールを主成分としながらも、不要な成分が含まれており、下準備には不向きです。
それでは、ダイソーで見つかるセルフジェルネイルに適したおすすめ商品を紹介します。
【下準備】
・つめみがき(3ステップタイプ)2個入り:下準備に最適な爪やすりです。これがあれば準備完了です。
・ミニサンディングブロック(6個入り):別の爪やすりとして、サンディングに適しています。ジェルの定着をより良くするために、粗い面と細かい面を使い分けます。使い勝手も良く、6個入りでお得。
・ウッドスティック:ジェルネイルの前処理に欠かせないアイテムで、甘皮処理やはみ出し修正に役立ちます。
【ジェルネイルの塗布】
・UV-LEDレジンライト:ジェルを硬化させるために必須です。
・BRGジェルネイル 2ベースコート:ベースジェル塗布は必須で、これを塗った後にカラージェルを使用します。これにより色ムラを防ぎます。
・カラーコート:選択肢が豊富なので、人気のカラーは早めにゲットしましょう。
・トップコート:ジェルネイルの持続性を高め、カラーの剥がれを防ぎます。さらに、爪を保護する効果もあります。
【ジェルネイルの除去】
・つめやすり(細&荒目)2個入り:ジェルネイルを除去する際に使用し、自爪を傷つけずに処理できます。
・ジェルネイルオフホイル:爪にフィットするコットンとアルミホイルがセットで、使用後の処理が簡単です。リムーバーをコットンに滲ませ、アルミホイルで包むことで、ジェルを柔らかくできます。
・リムーバー(アセトン)
・ネイルオイル(爪美活 ネイルオイル ヒマワリ種子油):オフ後のケアには、このネイルオイルがおすすめです。
100円ショップでジェルネイルグッズを揃えてみた!でもオフはちょっと大変?
ジェルネイルを始める際に必要なものの多くが、消毒液やアセトン系のネイルリムーバーを除き、100円ショップで揃えられることが分かりました。
ただ、ネイルをオフするとなると、「やはりちょっと大変かも」と思われる方もいるかもしれません。
特別な日には華やかな指先を楽しみたいけれど、日頃は仕事などの関係でジェルネイルを楽しむのが難しいと感じる方が多いでしょう。
週末だけジェルネイルを楽しみたい、または1日だけでもキープできて、その後のオフが容易であればいいと考える方もいるはずです。
そんな方々に向けて、「剥がせるジェルネイルキットミニ」がおすすめです。100円ショップに行く時間がない方や近くに店舗がない方にとって、これは非常に便利な選択肢となります。このキットには、必要なアイテムが最低限含まれています。
セット内容には、①UV/LEDライト、②ネイルファイル、③ミキシングパレット、④クリアジェル1本、⑤選べる20色の中からの1色が含まれます。
オフする際は、簡単に剥がすだけです。塗り方によっては剥がしやすくなるものもありますが、一般的なジェルネイルと比べてかなり取り除きやすいです。
チャームスティックを単品で購入することもできますし、100円ショップとオンラインショッピングを組み合わせて必要なアイテムを集めるのも良いでしょう。
セルフジェルネイルの基本アイテムと選び方
セルフジェルネイルに初挑戦する方向けに、必要な基本アイテムとその選び方、さらにこれらを100均のダイソーで見つけることができるかどうかを調査しました。
ジェルネイルを始めるにあたり、必要なほとんどのアイテムは100均のダイソーで揃えることが可能です。ただし、消毒用エタノールとリムーバーは、より専門的な品質を求めるため薬局での購入を推奨します。
セルフジェルネイルの準備には、キッチンペーパー、コットン、消毒用エタノールIP、爪やすり、ウッドスティックが必要です。
ジェルネイルを塗るためには、UV/LEDライト、ベースコート、カラーコート、トップコートが必要となります。
また、ジェルネイルを取り除く際には、爪やすり、ジェルネイルオフホイル、アセトンネイルリムーバー、ネイルオイルが必要です。
取り除きにくい場合は、剥がせるタイプのジェルネイルも選択肢としてありますが、剥がれやすいという欠点があります。それでも、週末だけ楽しむという方には適しています。
スターターキットを選べば、初めての方でも必要なものがすべて揃っているため安心です。ジェルネイルに必要なアイテムを選ぶ際には、情報が豊富で選択肢も多く、どれを選べばいいか迷うことがありますが、今回は100均ダイソーで手に入る最低限の必需品とその選び方に焦点を当てて紹介しました。
この記事が、初めてセルフジェルネイルに挑戦する方々の疑問を解消し、役立つことを願っています。